mizunoがバレーボールシューズ「ウェーブライトニング Z6」を発売開始し、2020年現在も最新カラーを発売し続けています。
「ウェーブライトニング」シリーズはmizunoの中でも、15年以上続く人気バレーボールシューズシリーズです。
前作のZ5との比較しつつ、今回のZ6のスペックについてまとめてみました。
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ミズノが新たに発売する「ウェーブライトニング Z6」
mizunoは、2019年11月8日から新たにウェーブライトニングZ6の予約を開始しました。
前作のウェーブライトニングZ5では、軽量かつクッション性に優れたシューズとなっていました。
さらに、15周年記念モデル限定カラーが発売されたことで人気シューズとなりました。
今回、新たに「ウェーブライトニング Z6」はZ5に続くシリーズ最新作です。
ウェーブライトニングシリーズはmizunoバレーボールシューズの中でも人気シリーズですので、今回どのような進化を遂げたのか楽しみにしているユーザーも多いでしょう。
- 軽量、クッション性に重点をおいたバレーボールシューズ
- ウイングスパイカーやオールラウンダー向きのシューズ
ウェーブライトニングZ6とZ5の比較
さっそく、前作のウェーブライトニングZ6とZ5を比較してみましょう。
型名 | ①ウエーブライトニング Z6 (ローカット) ②ウエーブライトニング Z6 MID (ミドルカット) ③ウエーブライトニング Z6 KATAKANA (ローカット) | ①ウエーブライトニング Z5 (ローカット) ②ウエーブライトニング Z5 MID (ミドルカット) |
対象 | 男女兼用 | 男女兼用 |
足幅 | 普通 | 普通 |
サイズ | 22.5~31.0cm | 22.5~31.0cm |
カラー | ①ウエーブライトニングZ6 ホワイト×ブラック ネイビー×ホワイト×コーラル ブルー×ホワイト×ピンク ブラック×ホワイト×ピンク ②ウエーブライトニングZ6 MID ホワイト×ブラック ブラック×ホワイト×オレンジ ②ウエーブライトニングZ6 KATAKANA ホワイト×ブラック×イエロー | ①ウエーブライトニングZ5 ブルー×ホワイト×オレンジ レッド×ホワイト×シルバー ホワイト×ブラック×イエロー ホワイト×ネイビー×ピンク ホワイト×レッド×ブルー ブラック×ダークグレー ホワイト×シルバー×サックス ②ウエーブライトニングZ5 MID ホワイト×ブラック×イエロー ブラック×ターコイズ×ダークグレー |
素材 | 甲材/合成繊維・人工皮革 底材/合成底 | 甲材/合成繊維・人工皮革 底材/合成底 |
インソール | マイルドクッションインソール (取り外し可) | マイルドクッションインソール (取り外し可) |
質量 | ①約295g(27.0cm片方) ②約315g(27.0cm片方) | ①約285g(27.0cm片方) ②約300g(27.0cm片方) |
価格 | ¥14,300(税込) ¥15,950(税込) | ¥14,300(税込) ¥15,950(税込) |
基本スペックを比較してみると、カラーバリエーションと質量が異なっているのがわかります。これだけ見ると「Z6の方がZ5より色の種類も減っているし重いじゃないか」思うかもしれませんが、これらについて解説していきます。
カラーバリエーションが少ないワケ
カラーバリエーションについて、元々Z5の発売の際にはライトニングシリーズ15周年記念カラーとして通常よりも多く発売されていました。なので、「Z6の色の種類が少ないのではなく、Z5が多すぎた」という考えが正しいでしょう。
Z6のカラーを見てみると無難なホワイト×ブラックなどがあるので、シューズで個性を出したいプレーヤーでなければ問題ないでしょう。逆に言うと、シューズで個性を出したい方はZ5を選択するのはアリかもしれません。
Z5よりも少し(10g~15g)重いワケ
シューズは、良い機能を持たせようとすればするほどシューズに細工を施していかなければならないので、その分質量が重くなるのは仕方ありません。
むしろ、シューズが重くなったことでパフォーマンスが向上する機能が備わったと考えれば納得できます。
ウェーブライトニングZ6のカラーバリエーション
ウエーブライトニングZ6
・ホワイト×ブラック
・ネイビー×ホワイト×コーラル
・ブルー×ホワイト×ピンク
・ブラック×ホワイト×ピンク
ウエーブライトニングZ6 MID
・ホワイト×ブラック
・ブラック×ホワイト×オレンジ
ウエーブライトニングZ6 KATAKANA
・ホワイト×ブラック×イエロー
ウェーブライトニングZ6に採用された新たな特長
ウェーブプレートにより反発性が向上
前足部の母指球側に伸びたウェーブプレート構造で反発力のある動きが可能になります。
床を蹴りだしてボールを追いかける場合、つま先から母指球にかけて踏ん張ります。その時に反発力が生まれるので、蹴りだした一歩目がよりスムーズな動きになるでしょう。
ソール張り出しによる安定性向上
Z6ではソールの外側が張り出した構造になっています。この構造により、足と床の接地面積が広くなります。
接地面が広がることで、着地時や足を踏み出すときに安定性が増すので、バランスを崩すことなくボールを追いかけることが可能になります。
丸みを持たせたヒール構造で動きがスムーズに
かかとに丸みを持たせた構造にすることで、どの方向から力が加わってもスムーズに動きに反映することができます。
例えば、左右に振られて咄嗟に反応する場合に、通常のシューズよりも力を伝えやすい構造になっています。
新タング構造でフィット感が向上
Z6ではZ5に比べて、フィット感が向上しています。これの要因は、新タング構造にあります。
アッパー素材とタングを繋ぎ合わせることで、しっかり足と密着してフィット感を向上させます。
足の付け根から甲にかけてついている部分のこと。タンやシュータン、ベロと呼ぶこともある。
Vリーガーのクチコミ
Mizunoの公式TwitterでウエーブライトニングZ6を使用した感想が公開されていたので紹介します。
「ミドルブロッカーなのでサイドの動きの時に、両足で横の動きに対応するために踏ん張っている時の接地面、床と接地しているときの感覚。横の動きの蹴りですよね。このシューズは凄い感じやすい。」
②堺ブレイザーズ 出耒田 敬 選手(ミドルブロッカー)
「クッション性と軽さがあるので、すごいピッタリだと思いウエーブライトニングZ6を履いている。他のポジションに比べてジャンプ量が多いので、少しでもクッション性と軽さは跳ぶ上で大事だと思っているので、そこが一番のポイントかなと思います。」
③堺ブレイザーズ 山口 頌平 選手(セッター)
「ウエーブライトニングZ6の軽さに惹かれて、今シーズンはこれを履こうと決めました。トスアップの時の一歩目がスムーズに出やすいシューズ、一歩目をしっかり蹴りだせるシューズが好き。軽さとグリップの良さがあるシューズだなと感じる」
結局、どんなプレーヤーに向いているか
ウエーブライトニングシリーズは、ウイングスパイカーやオールラウンドプレーヤーに人気のシューズでしたが、クッション性や軽さからミドルブロッカーやセッターにも益々人気になっていくシューズだと思います。
ウエーブライトニングZ6は「クッション性」と「軽さ」を求めたいプレーヤーであれば間違いない一足でしょう。
①ウエーブライトニングZ6(ローカット)
②ウエーブライトニングZ6 MID(ミドルカット)
①ウエーブライトニングZ6 KATAKANA(ローカット)
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