バレーボールの歴史

1. バレーボールの起源

1885年、アメリカの体育教師だったウィリアム・G・モーガン氏は、広いグラウンドを必要とせず、誰もが手軽に楽しめるスポーツとして、ネットを挟んで複数の人で構成されたチーム同士がボールを打ち合う今のバレーボールの形を思つきました。

最初、この競技は「ミノネット」と呼ばれていたのですが、誕生した翌年の1896年には「ボールを打ち合う」ことから、
テニスのボレー(volley:ボールが着地する前に打ったり、蹴ったりすること)という言葉を使い、
「バレーボール(volleyball)」と呼ばれるようになりました。

当時のルールは極めて単純で、1チームの人数も特に決められておらず、集まった人数を半分に分けて1チームとし、
2mの高さに張られたネットを挟んで、両チームがボールを落とさないように打ち合う程度しかルールはありませんでした。

やがてバレーボールは、YMCA(キリスト教青年会)を通じて、カナダやキューバにも伝えられていき、日本には1913年に初めて紹介されました。

 

2. 日本のバレーボール

1913年、日本にバレーボールが伝わった時、国際ルールが確立されていなかったため、日本では独自にルールを制定し、これが9人制バレーへと発展しました。
しかし、1964年に東京オリンピックが開催されることが決まり、日本でも世界と同じ6人制バレーを導入する必要に迫られました。
日本におけるバレーボールを盛んにしたのも、何といってもこの東京オリンピックで「東洋の魔女」と呼ばれた日本女子チームでしょう。
当時はなかった「回転レシーブ」を編み出して、日本女子チームは東京オリンピックで金メダルに輝き、男子チームも銅メダルを獲得しました。
また、1972年のミュンヘンオリンピックでの日本男子チームの優勝も日本バレーボール界には大きな影響を与えました。この時日本が「時間差攻撃」を編み出したことも有名です。
最近では男女ともにパワーバレーが主流となり、体格で劣る日本人が世界での戦いに苦戦を強いられておりますが、オリンピックで表彰台に上がる日本代表を見てみたいです。

 
 
 

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