試合の応援に行くときに、「何を差し入れしたらいいのかわからない、、、」なんてことはよくありますよね。
そこで、今回は差し入れにオススメなものをまとめてみました。
差し入れのポイント
差し入れを紹介するにあたって、何が適しているのか考察してみました。
吸収が早い食べ物
バレーの場合、1日に何試合もあることは普通ですので、選手が差し入れを食べるタイミングは試合前後もしくは試合間になります。
試合前もしくは試合間の場合、エネルギーとして早く体に吸収される食べ物を差し入れすることがオススメです。
試合間もそこまで長くないので、消化が良くエネルギーを十分に取り込めるものがいいでしょう。
また、おなかいっぱいにならない程度の補給が重要なので、少量で食べられる形で差し入れをするのがポイントです。
選手たちにとって、良い差し入れが良いパフォーマンスを生み出すキッカケになるでしょう。
長持ちするもの
差し入れをしても、選手たちのコンディションによっては食べない人がいたり時間が経ってから食べる人もいます。
また、差し入れする人が多い場合は食べきれない事もしばしばあります。
体育館に放置してた食べ物をが傷んでしまう事もあるので、できるだけ長持ちする差し入れがオススメです。
もし、長持ちしないものを差し入れする場合は、クーラーボックスを持っていって保存しておきましょう。
ゴミを簡単に持ち帰れる
選手たちは差し入れで何を貰えるかなんて事は当日気にしていません。
そのため、差し入れがゴミになったときに持ち帰りやすいものがオススメです。
ゴミをバッグに入れたら汚れてしまうような差し入れは避ける、もしくはこちらでゴミ袋を用意しておくなどしていればグッドです。
オススメの差し入れ10選(オールシーズン)
ゼリー
ゼリーは運動後に非常に食べやすく水分が不足しがちなので、非常に喜ばれる差し入れの一つです。
ゼリーであれば時間が経っても溶けたりしないので、持っていきやすいですが、クーラーBOXなどで冷やして持っていくと更に喜ばれるでしょう。
もしゼリーを配る場合はゴミがでるので、ゴミ袋も一緒に持っていくとなお良いでしょう。
①inゼリー(森永製菓)
②ぷるんと蒟蒻ゼリー(ORIHIRO)
チョコレート
差し入れとしてチョコレートを持っていくことはかなりおすすめです。
東京大学の研究によると、運動後にチョコレートを食べることが疲労回復に繋がることを発表しています。
糖質をとるにしても、運動後に角砂糖を食べるより、チョコレートを食べた方が筋グリコーゲン濃度や血清インスリン濃度が有意に高い値を示したそうです。
チョコレートは疲労回復だけでなく、美味しいので間違いなく喜ばれますね。
しかし、暑い夏に持っていくとチョコレートが溶けてしまうので、必ずクーラーBOXで冷やしてもって行きましょう。
クーラーBOXを持っていない場合は、溶けにくいチョコレートを持っていくことをおすすめします。
①ベイク(森永製菓)
②トッポ(ロッテ)
エナジーバー
エナジーバーは、少しの量でエネルギーが得られる栄養補給食品です。
試合間に多く食事ができない選手たちにとっては、最適な食べ物だと言っていいでしょう。
コンビニ、スーパー、ドラッグストアなど色んな所で販売されているので、急遽差し入れが必要となった場合にもおすすめです。
エネルギーバーはパサパサしていて喉が乾いてしまうのが欠点ですが、長持ちもするので、貰った側も持ち帰りやすいメリットもあります。
①カロリーメイト(大塚製薬)
②ソイジョイ(大塚製薬)
エナジードリンク、栄養ドリンク
エナジードリンクを飲むことで、筋持久力や俊敏性アップ、また疲労回復の効果があります。これは、エナジードリンクに含まれるタウリンの効果によるものです。
エナジードリンクを飲むだけで運動パフォーマンスを上げるのは間違いないので、差し入れには適しているでしょう。
しかしエナジードリンク(タウリン)の過剰接種は、吐き気や食欲不振、胃腸の不快感の原因にもなるので、選手たちが飲み過ぎないように注意しなければなりません。
①リポビタンD(大正製薬)
②レッドブル(Red Bull GmbH)
アイス
体を動かした後には、冷たくて甘いアイスクリームが喜ばれます。
ファミリーパックで買っていけばコストパフォーマンスも良いので、おすすめです。
しかし、アイスは差し入れのタイミングが非常に難しく、クーラーボックスと氷が必須になるので、差し入れする側の荷物になってしまうのがデメリットです。
①PARM(森永乳業)
②パナップ(グリコ)
スポーツドリンク
スポーツドリンクは運動中の発汗によって、体から失われた水分やミネラルを効率良く補給することを目的とした飲み物です。
暑い時期の熱中症防止や脱水症状の回復にも効果があります。
唯一のデメリットとしては、差し入れとして定番中の定番なので、他の人とかぶってしまい、大量に余る恐れがあります。
①アクエリアス(日本コカコーラ)
②ポカリスエット(大塚製薬)
スポーツキャンディー
スポーツキャンディの最大のメリットは選手たちが手軽に食べることができ、コストも安くすむので非常によいです。
また、差し入れをもらう側としても、一つ一つが小さいので、気を使わずにもらうことができます。
高めの差し入れをあげすぎると、貰った側が気を使う必要が出て来るかもしれません。
効果は種類毎に異なるのでそれぞれによって違うので、好みのものを選んで持っていきましょう。
①inタブレット塩分プラス(森永製菓)
②塩サイダー(味覚糖)
フルーツ
フルーツにはビタミンやミネラルが多く含まれていて、エネルギー補給と疲労回復に最適な食べ物です。
フルーツを差し入れする時は一口サイズにカットして配るのがおすすめです。
(バナナなど食べやすいものであれば、そのままでもOK)
①バナナ
②スイカ
レモンのはちみつ漬け
蜂蜜の成分である糖分は吸収が早くエネルギー補給に適していて、レモンのクエン酸は、新陳代謝を活発にしてくれるので、疲労回復にも役立ちます。
これは糖分と一緒にとることで効果がアップするのでレモンと蜂蜜はとても良い相性です。
レモンのはちみつ漬けのデメリットは配りにくいことです。
また、手で食べた場合にベタつく恐れがあるので、手がベタつかない工夫が必要です。
凍らせたタオル
食べ物以外の差し入れをするのであれば、冷したタオルがおすすめです。
クーラーBOXで飲み物と一緒に冷やしておくことで選手たちが試合後に冷えたタオルを渡せば、喜ばれること間違いなしです!
番外編 ~冬の差し入れは?~
温かい食べ物、飲み物は手間がかかるが喜ばれる
寒い冬には、温かい食べ物、飲み物を食べて体を温めるのが一番ですね。それは選手も同じです。
温かいものを用意するには、温かいものを作るか買って冷めないうちに持っていかなければなりません。
更に、手間がかかるものが多いので、それなりの準備も必要です。
しかし、用意に時間がかかる分、温かいものを差し入れすれば、選手の心も体もリフレッシュすること間違いなしです。
オススメの差し入れ6選(冬編)
温かいスープ(豚汁、コーンスープ)
冬の差し入れとしては定番の豚汁です。しかし、バレーの差し入れとしてはあまり見かけません。
自宅で作って行ってもよいですが、お湯を注ぐだけのインスタントでも十分喜ばれるでしょう。
お湯は電気ポット等をもって行きお湯を沸かせば問題ないでしょう。
①豚汁
②コーンスープ
ホッカイロ
試合間では手や足の末端が冷えてしまいます。
指先が冷えてしまうと、ハンドリングやフットワークに影響がでてきますので、試合間に冷やさないようにすることが重要です。
そのためにもホッカイロを差し入れすれば間違いないでしょう。
中華まん
冬の食べ物といえば、中華まんははずせないでしょう。味も様々な種類があるので、選手たちの好みをはずすこともないです。
会場近くのコンビニで買うことも可能ですが、数が足りない恐れもあるので、スーパーの中華まんを買って行くのがおすすめです。
今ではスーパーに電子レンジを置いているところも多いので、スーパーで温めていけばOKです。
購入する前にレンジを置いているか確認しましょう
おでん
冬はどこのコンビニでもおでんを置いている確率が高く、買いやすいというメリットがあります。
体が温まる食べ物としては定番で、味も間違いないでしょう。
1人で人数分のおでんを用意することは難しいので、他に応援する人と一緒に買うと負担が減ります。
唐揚げ
唐揚げは味が濃くて、試合後の選手たちにとっては、非常に人気があります。
最近は、唐揚げ専門店も多くあることから、大量に買って、そのまま差し入れできるので、差し入れの負担が少ないというメリットがあります。
温かい飲み物
冬の差し入れのド定番です。飲み物は、お茶、コーヒー、何でもよいですが、運動中ですので、ビタミンを取れるレモン系がおすすめでしょう。
コンビニだけでなく、自販機でも購入可能ですので、試合会場で買うこともできます。
①レモン系
②お茶
持ち運びはどうする?
冬には温冷庫を使えばよい!
食べ物を作って差し入れするならば、温かいままでみんなに渡したいですよね。
夏であれば、クーラーボックス等がありますが、冬は使えません。
しかし、温冷庫があれば、温かい状態のまま試合会場に運ぶことができます。
温冷庫とは?
1台で、保冷、保温、どちらもできるのが温冷庫です。飲み物、食べ物を温かいまま運ぶことが可能です。
電源は車のシガーソケットからとることも可能ですので、試合会場まで温かいまま運ぶことができます。
温冷庫があれば、飲み物が冷めるなんてことも避けられますね。
夏も保冷庫として使用できるので、1台持っててもよいでしょう。